カジュアル衣料品大手チェーン「ユニクロ」が、今夏に向けて布製マスクの販売を始めるとの報道があった。機能性肌着に採用している通気性と速乾性に優れた生地を活用。夏場でも快適に着用できる商品として売り出すという。新型コロナウイルス禍の景気低迷の中でも、すぐに自らの誇れる技術を生かし、消費者が欲するものを販売する戦略を立てて発表するあたりは、さすがだと思った。
外出自粛で大打撃を受けている飲食業界はテイクアウトやデリバリー、移動販売に取り組み、少しでも売り上げアップにつなげようと頑張っている。前回の当欄でも紹介したが、テイクアウトではドライブスルー方式などの新営業形態もお目見え。お客さんが来ないのなら、自分たちから出向いていく。そんな逆転の発想で巻き返しを図っている。
未知のウイルスが、短い間に社会に大きな変化をもたらしたのは間違いない。大企業であっても、社会の変化の対応に後れを取れば今後の経済情勢しだいで生き残っていけるとは限らない。「進化論」で知られるダーウィンの名言とされる「生き残る種とは最も強いものではない。最も知的なものでもない。変化に最もよく適応したものである」。今まさに、人にも企業にも求められるのは、コロナ禍の社会への素早い適応なのであろう。適応の先に進化がある。
自分の周囲を見てみると、通信をはじめ結構何でもできる環境が整っているのに気付く。あとはやるかやらないか。会社も一部リモートワークを導入するなど、どんどん新しいことに挑戦中。最近、無料通信アプリ「LINE」を始めたというと、やっとかと笑われるが、やらないよりはいい。(賀)


