2020年原水爆禁止和歌山県国民平和大行進の宣伝カーが19日、美浜町役場に到着し、籔内美和子町長から激励のメッセージやペナントを受け取った。

 例年は役場駐車場で集会を開き、地域住民らと平和行進を行っているが、今年は新型コロナウイルス感染症対策で中止。役場前で籔内町長から、原水爆禁止和歌山県国民平和大行進御坊日高実行委員会の森本敏弘さんにメッセージの伝達のみ行われ、宣伝カーで町内を巡回した。

 2020年原水爆禁止和歌山県国民平和大行進は今月8日に橋本市を出発し、6月3日の新宮市まで県内30市町村をつなぎ、ゴールの広島に向かう。日高地方はこの日の美浜町がスタートで、22日まで、日高川、印南、日高、由良、みなべ、御坊を順に巡る。

 県平和行進実行委員会は「第五福竜丸のふるさと和歌山から『核兵器のない世界』を願う人々と力を合わせ、非核平和の世界をつくろう」と呼びかけている。

写真=籔内町長㊨からペナントを受け取る森本さん