みなべ町埴田、鹿島神社(亀井隆行宮司)で3日、明神祭と新型コロナウイルス感染症の流行鎮静祈願が行われた。
明神祭は南部湾に浮かぶ鹿島が江戸時代に起こった大地震の際に、津波から住民を守ったと伝えられており、感謝の気持ちを捧げようと毎年行われている。鹿島にわたって盛大に行われるが、今年は新型コロナの感染拡大防止のため島内式典を中止し、神社本殿で一部の総代のみで行われた。
亀井宮司は鹿島の恩恵に感謝し、新型コロナ感染症の早期終息も願って祝詞を奏上。「虫が飛び去るごとくウイルスが沈静化し、一日も早く穏やかな日が戻るように祈願しました」とし、葛城知則総代長(81)は「悪天候で島に渡れないことはあったが、こんなことは戦後初めて。できるだけ早く平常に戻るよう我々も努力したい」と話していた。
写真=感染終息を願って祝詞を奏上する亀井宮司


