新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた御坊市塩屋町南塩屋、須佐神社の「おとう祭」が19日に行われる。
市と県の指定無形文化財で、日高路に春を告げる伝統行事として知られ、毎年3月10日に行われている。地域の5地区から15歳以下の男子が「おとう」として参加。2㍍近くある大きな幣を振り、地域の平安や豊作、大漁を願う。
今年は新型コロナウイルスの影響で日程を延期。4月10日の区長と総代の役員会で19日の開催を決めた。神事の内容は簡素化し、長床の儀、白洲の儀や餅まきは取りやめ。本殿でおとうが大幣を振る奉幣の儀も、いつものように全地区の子どもらが中に入らず、1地区ずつにする。
日程の決定を受けて12日、おとうや関係者が神社に集合。小竹伸和宮司らから説明を受けた。今年のおとうは森岡が西岡龍央君(7)、南塩屋が椎名洋介君(11)、南谷が木村颯汰君(5)。切山は中出均さん、明神川は東卓弥さんが代役を務める。
責任役員の東岩雄さん(明神川)は「関係者のみで行うため、見物は控えていただきます。新型コロナウイルスの終息を願い、こんなことは今年だけ。来年は元通り盛大にやりたい」と話していた。
写真=今年のおとうを務める皆さん

