化粧品メーカーのポーラが実施した日本美肌県グランプリ2018で、和歌山県が「シワができにくい」の部門で第1位となった。全国47都道府県を対象に、ポーラが持つ累計1750万件を超える膨大な「肌のビッグデータ」を生かしたランキングの結果。「肌の潤い」「シミができにくい」「マイクロダストに強い」など8部門があり、和歌山県は「くすみがない」が2位、「キメが整っている」が9位で、総合評価でも全国8位と高水準。つまり和歌山は年齢問わず平均してしわがなく肌がきれいな美人が多いということである。

 要因はどこにあるのだろうか。比較的温暖な気候が影響しているのか、それともミカンやモモ、カキなどおいしく栄養たっぷりのフルーツや新鮮な野菜を食べているからだろうか。実はこういったデータをきっかけに、県が新年度から「おいしく食べて美しくなる」プロジェクトを始動する。研究チームをつくって美容に関する県産品の機能性を調べ、情報発信をしていくのが狙い。例えば美容に係る研究・提案では食べ合わせレシピの作成、肌測定器を用いたモニタリング調査などを行い、各種企業と連携してスムージーや弁当、化粧品などの商品開発も進める。また、美容雑誌とタイアップ、動画のSNS展開など積極的な情報発信や有名外食店とのコラボイベント実施、美容関係イベントへの出展なども考えている。

 県産品の戦略的な販売促進で、地場産業の振興につながればいいし、このプロジェクトでさらに県内に美肌が増えることにも大いに期待。いつまでも若々しく見えて元気な和歌山県人であることを願っている。(吉)