新型コロナウイルスの影響で3日から、御坊市外五ヶ町病院経営事務組合が運営するひだか病院(御坊市薗)は、入院患者の面会を原則禁止した。社会医療法人黎明会の北出病院(御坊市湯川町財部)も同様に面会を制限。感染拡大の防止が目的で、当面続け、外来診療や救急の受け入れは通常通り行うが、理解と協力を呼びかけている。
国内外で新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、県内でも2日までに22人の感染が確認され、また、田辺保健所管内での感染確認を受け、日高地方でも一層危機感が強まっている。
ひだか病院は入退院時、病状説明時や手術当日など、来院を許可された人に面会を限定。洗濯物等の受け渡しでの来院は短時間にし、それらの際は必ずマスクを持参して着用するよう求めている。
併せて、病院施設内への出入り口は1カ所に集中する。平日午前7時から午後7時までは正面だけとし、他の自動ドアは閉鎖。土日・休日や時間外の通用口になっている救急受付も自由な出入りを制限している。
3日には正面出入り口以外の通用口に職員が「終日閉鎖」の文字と案内図を記した張り紙を掲示。「感染拡大を防止し、公立病院として地域の健康、安全を守る立場にあり、感染症から皆さんを守るための措置です。ご理解、ご協力いただきますよう、よろしくお願いします」と呼びかけている。
北出病院も同じように、不要不急な面会について遠慮するよう求めており、「面会制限のお願い」をホームページにアップ。病院から面会が可能とされた家族についても、発熱や呼吸器症状がある場合は断り、「入院中の皆さま、ご家族の方々には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします」としている。
写真=張り紙をする職員(ひだか病院)

