県内で18日夜、新たに和歌山市内在住の50代男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。県内での感染者は16人目。

 県と和歌山市の発表によると、男性は同市都市建設局都市計画部都市再生課の職員で、今月12日から39度の発熱があり、13日から病気休暇で自宅療養。16日のPCR検査では陰性だったが、18日の検査で陽性となった。19日、医療機関に入院。現在、これまでの行動や感染経路を調査中。

 和歌山市ではすでに職場とフロアーの共有部分を消毒済み。19日、家族、都市再生課職員全員、そのほか50代男性の発熱以降の接触者に対しても検査を実施。この男性は市民と接する窓口業務の担当ではないが、不安な人は保健所に相談するよう呼びかけている。