日高川町小熊の町防災センターで、「東日本大震災パネル写真展」が開かれている。4月末まで。
今月11日の東日本大震災発生から9年に際し、大地震や津波の恐ろしさを町民らに啓発しようと町が企画。写真80点は国土交通省東北地方整備局、岩手県、仙台市などからデータ提供を受け、全てA3サイズでプリントした。
津波では、川を遡上してきた波が堤防を越える様子、浸水した民家や農地、波に囲まれて孤立した小学校、防潮林をなぎ倒して集落に襲いかかる波などをとらえた一枚が並び、子どもたちが迫りくる波から避難する瞬間、自衛隊の活動、震災1年後の慰霊のとうろう流しなどの写真もある。
写真だけでなく、さまざまな資料や書籍も展示。「震災で津波が最も海から遠くまで遡上した北上川では、津波は河口から49㌔上流まで達し、被害は河口から12㌔付近まで及んだといわれます」などの説明文も添えられている。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では死者1万5899人、行方不明者2529人と甚大な被害に見舞われた。町では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、当初3月末までの展示期間を1カ月延長。「せっかくの機会ですので混雑を避けながら写真をご覧になっていただき、お一人お一人が過去の災害を教訓として防災意識を高めてほしい」と話している。
写真=A3サイズの80枚の写真を展示


