由良町の農業や漁業に携わっている女性で組織する農山漁村女性の日推進会(片山綾子会長)の交流会が中央公民館で開かれ、会員ら約50人が避難所運営ゲーム「HUG(ハグ)」を体験した。

 HUGは次々と避難してくる住民を体育館や教室に適切に誘導するゲーム。

 6グループに分かれて実践し、「高齢者」「車椅子の人」「外国人」「妊婦」などと避難者に見立てたカードが次々と渡され、グループ内で話し合いながら避難場所をどこにするかなどを考え、避難所を描いた図上に割り振った。

 「毛布200枚を保管しておく場所の確保」など、避難所で発生が予想される課題についても考えた。

写真=グループ内で瞬時に避難者に対応