第30回日本ウミガメ会議みなべ大会が16日、みなべ町山内のホテル&リゾーツ和歌山みなべで開幕し、全国の保護ボランティアや研究者ら約300人が参加した。17日まで。

 主催はNPO日本ウミガメ協議会(松沢慶将会長)と大会実行委員会(委員長=小谷芳正町長)。開会式で小谷委員長は「ウミガメがみなべ町を好んで来てくれます。神秘的な産卵も観察できます。2日間、ウミガメに触れながら十分楽しんでください」、松沢会長も「みなべのウミガメの産卵地が守られてきたのは特産の梅が関わっている。梅が経済的な豊かさを生み出し、海岸部周辺の開発が行われなかったことも要因の一つといえる」と述べた。

 各保護団体が取り組みなどを紹介するセッション「紀伊半島のウミガメ」では、県内や三重県などの10団体が発表。トップは三重大学かめっぷりで、20年間の調査や浜の産卵環境について報告。地元のみなべウミガメ研究班の尾田賢治会長も保全活動の取り組みなどを紹介した。

 2日目は山内の千里の浜で宝探しイベントが行われる。

 千里の浜は本州有数の産卵地として知られ、1981年以降の調査で最も産卵回数が多かったのは91年の348回。最少は98年の29回で、今年は47回だった。

写真=トップで取り組みを発表する三重大学かめっぷり