全国の高専生が研究成果を披露する第3回「発酵を科学する」アイデア・コンテスト(長岡技術科学大学主催)が9日、新潟県長岡市で開かれ、食品部門で和歌山高専専攻科エコシステム工学科2年生の奥浜真乃助さん(泉大津市立東陽中出身)の「日本酒とIoTで地域貢献 オールローカルで挑む香醸酒の開発」が最優秀賞を受賞した。
コンテストには書類審査(1次審査)を通過した16人が出場し、最優秀賞1人を選出した。
奥浜さんの研究は日本酒の製造工程にIoT(モノのインターネット)技術を取り入れ、職人の負担を軽減するアイデア。奈良県の酒造会社の協力を受け、製造過程での微生物の種類や働きの研究で学んだことを生かして提案。新しい産業イノベーションを地域から起こすアイデアに、各企業の技術者から高い評価を受けた。
指導教員の楠部真崇准教授は「醗酵技術という日本の伝統文化を守りつつ、新しい産業を地方で起こす。彼が醸造現場で感じた根深い問題と技術、知識の融合による破壊的解決法から生まれています」と評価している。
写真=左から楠部准教授、奥浜さん、角田範義校長


