御坊市薗の画廊喫茶さぼーるは12月13日まで、山本(旧姓小川)慶子さん(63)=御坊市島出身、愛知県在住=の絵画展を開いている。
山本さんは夫の武一さん(68)の仕事の関係で、2006年から一昨年まで11年間をシンガポールで過ごした。結婚後に移り住んだ愛知県の公民館講座で水彩画を習っており、シンガポールでは博物館のボランティアをして過ごしながら日本人会の絵画同好会に入会。今回は油絵9点、水彩画3点を展示している。
色鮮やかな夜景を描いた「チャイナタウンの夜景」、有名なホテル「マリーナベイ・サンズ」、周辺国を旅行して描いたベトナムの王宮、香港の屋台など、現地の空気感を伝えるように生き生きと描かれている。そのほか日本で描いた満開の桜、孫の肖像画、シンガポールから友人たちに送ったクリスマスカードなども展示されており、見ごたえある展示となっている。
山本さんはシンガポールの日々について「常夏の国。街はいつもにぎやかで、お祭りのようでした。フードコートが充実していて、安くいろいろなものがあるのでよく食べに行きました。伝統料理の薬膳スープで、骨付き肉と野菜で作った『肉骨茶(バクテー)』や日本のものとはどこか違うチキンライスなど、おいしかったですね」と振り返り、「どうぞシンガポールの風を感じてください」と来店を呼びかけている。
開店時間は午前11時から午後5時まで。定休日は日曜。問い合わせは同店℡0738―22―7261。
写真=シンガポールを描いた作品と山本さん夫妻


