最近、よく長女と一緒に本屋へ行く。長女は付録付きの雑誌がお目当てで、その付き添い。でも、実際にたくさんの本に囲まれた空間に入ると、タイトルやポップにも誘われ、店内では逆に長女を待たせることもある。
長女が雑誌を選んでいる間、目の届く範囲で周囲の棚を見る。子ども対象の本が中心になるが、昔と違ってバリエーションに富んでいるなと感心させられる。児童書の一角には人気アニメの主人公が歴史を教えてくれる本がずらりと並んでいるし、学習のコーナーではみんな知っているような人気キャラクターが問題に登場するドリルが充実。それぞれ子どもたちが勉強に取っ付きやすいように考えられており、手に取れば大人でも暇つぶしになるような内容だ。
実際に外に出て、いろんな情報を見て、音を聞いて、手に触れてなどと五感を働かせれば、今まで無関心だったものにも、ふと引き寄せられることがある。すでに本もネットで買う時代になっているのだろうが、思わぬ、新たな出あいがある本屋を訪れることも自宅からパソコンで注文、届けてもらうより時間はかかるが無駄ではないと思う。
たまに、飲食店街や家電量販店を歩き回るのも新鮮で楽しい。とくに関心のない、新しい商品に触れる機会にもなるからだ。40代の筆者だが、ネットを利用するより現場へ買い物に出かける方がはるかに多い。商品を手に取らないと購買意欲がなかなか湧いてこない昭和の人間である。前出の本屋では結局、人気アニメが主人公の歴史漫画も人気キャラクターのドリルも購入。本屋の魅力を再発見できたのはよかったが、今後ますます出費が増えていきそうなのはどうにかしたい。(賀)


