今月22日ごろから、山地にすむヤマドリが日高川町和佐地内の人家周辺に出没中。

 「キジより見る機会が少ない」といわれ、地域住民の間でも「初めて見た」と話題。人が近づいても逃げたり飛んだりするそぶりもなく、人懐っこい。赤みが強い、美しい姿をスマホで撮影しようと数㍍の距離に入っても平然と歩き続ける。

 24日正午ごろには区内の道路沿いに現れた。近くに住む松下至さん(64)ら地域住民約10人が現場に集まり、「山へ返してあげないと、車にひかれるのでは」などと心配そうに見守っていた=写真=。

 尾を含めて体長約1㍍弱で、目の周りが赤いことから雄とみられる。現場を確認に来た日高振興局健康福祉部衛生環境課の職員は法律上、基本的に傷病鳥獣でない場合は保護や捕獲はできないとし、元気に動き回っている今回のケースでは「このまま、みんなで見守っていくしかないです」と説明していた。