自転車盗難防止を目的に、県警本部が県内の高校を対象に行っている「きしゅう君の自転車鍵掛けコンテスト」で、紀央館が昨年に続き連続で最優秀賞を受賞。県民文化会館で開かれた「安全・安心まちづくり県民大会」の席上、中心になって活動していた前生徒会長の濵口希(のぞみ)君(3年)が檜垣重臣本部長から表彰状と盾を受けた。
生徒指導部の教諭らに生徒会が協力する形で、朝のあいさつ運動と校内駐輪場の施錠チェックをほぼ毎日行ってきた。濵口君は野球部で毎朝7時ごろには登校しており、8時前から校門に立って登校してくる生徒にあいさつ。始めた当初はあいさつしてくれない生徒も多かったが、続けるうちに皆が大きな声であいさつしてくれるようになった。
全校生徒501人のうち400人ほどが自転車通学。広い駐輪場を濵口君ら生徒会役員約10人が教諭に協力してチェックして回った。施錠していない自転車を見つけてはアピールするうち、ほぼ全ての自転車が施錠されるようになったという。
濵口君自身も日高町から1時間ほどかけて自転車で通学。「毎朝早く学校へ来て、校門に立つのは大変でしたが、皆が大きな声であいさつしてくれるようになったのでやりがいがありました。最優秀賞をもらえて、うれしいの一言です」と、表彰状と盾を手に笑顔で話している。生徒指導部の中西悟朗部長は「教員が上からいってもなかなかきいてくれませんが、生徒から声をかけることは大きな効果があったと思います」と話している。
写真=盾と表彰状を手に笑顔の濵口君


