「世界津波の日」2019高校生サミットin北海道「記憶を未来へ、備えを明日へ~北の大地からイランカラプテ。自然災害の脅威と対応を学ぶ~」が10、11日の2日間、札幌市の北海道立総合体育センターで開かれ、日高高校から2年生の北又悠愛さんと玉置裕子さんが出席し、防災カレンダーについての研究を発表した。

 サミットにはアルゼンチン、オーストラリア、中国、フランス、ロシア、アメリカなどの海外43カ国と国内の高校生、合計500人以上が参加。それぞれ防災について研究してきた内容を発表した。

 日高の2人は、先輩が考案した防災カレンダーを世界に広めていく必要性を提案。分科会では海外の生徒らを前に英語で説明した。「緊張したけど練習通り発表できました。カレンダーに興味を持ってくれた人もいて、うれしかったです」と笑顔。発表のほかディスカッションや立食パーティーもあり、「ディスカッションでは激しく討論する外国の方に圧倒され、なかなかしゃべれませんでしたが、パーティーではインスタを交換したりして、いろんな人と交流できました」。体験を通じ、「もっと海外の人とコミュニケーションをとれるよう、英語力と積極性を身につけたいと思います」と、世界の高校生に感化され大きく成長したようだった。

写真=マイクを手に発表する北又さんと玉置さん