印南町が島田地内のJR切目駅で進めていたリノベーションがほぼ完了。25日に竣工検査を行い、10月1日から供用開始する。

 同駅は1931年に開業し、87年の国鉄民営化頃に無人化。町の補助金で印南駅・切目駅構内営業運営委員会が駅員を配置し、切符販売業務を行ってきたが、今年4月から切目駅での切符販売業務を廃止、印南駅に集約し、再び切目駅が無人化された。これを機に同駅舎をリノベーションし、これまで事務室だった部屋を、歴史・文化の情報発信拠点(カルチャーステーション)や3世代交流を促進するためのキッズスペースに改修した。外観は近くに切目王子や中山王子があることから、熊野古道の社殿をイメージした。

 木造平屋建て。延べ床面積83・14平方㍍、外構も含めた建築面積は121・63平方㍍。総事業費は1561万7340円。設計・監理は御坊市薗、大谷建築設計事務所(大谷貴穂代表)、施工は印南原、雅工業(市川朋和代表)。

 企画政策課は「当面は地元秋祭りの写真などを展示できれば。祭りの時にライトアップも考えていきたい」と話している。

写真=社殿をイメージしてリノベーション