県自動車整備振興会御坊支部青年部(丸山伸弘部長)は28日、御坊自動車会館で子どもの整備体験「キッズメカニック」を開催し、午前と午後の部とも定員いっぱいの5人ずつが車の仕組みを楽しく学んだ。

 開催中の御坊日高博覧会(おんぱく)のプログラムの一つ。車に興味を持ってもらおうと開いた。

 参加者はつなぎの作業着に着替え、車の点検に挑戦。運転席に座ってワイパーを動かしたり、ヘッドライトを点灯させ、ドライバー気分で笑顔いっぱい。タイヤ交換や車の底を下から見るなど、普段できないことを体験し、目を輝かせていた。

 あまり車に興味がなかったという伊奈琥珀君(川辺西小3年)は、「運転席でワイパーなどを操作して楽しかった。少し車に興味がわきました」と話した。

写真=ドライバー気分で笑顔の男の子