公益社団法人虹の会(東京都中央区日本橋)のプロ歌手による老人福祉施設巡回訪問事業「虹のキャラバン」が22日から、和歌山県内7つの老人福祉施設を巡回中。プロ歌手2人が昭和30年代、40年代の懐かしいメロディーを中心に披露している。

 日高地方では22日に由良町の特別養護老人ホームゆら博愛園、24日に印南町の特養カルフール・ド・ルポ印南を訪問。カルフール・ド・ルポ印南では利用者約100人が、茨城県出身の歌手妻吹俊哉さんと福島県出身の民謡歌手根本美希さんのステージを楽しんだ。

 妻吹さんは舟木一夫の「高校三年生」や郷ひろみの「お嫁サンバ」などを軽快にうたい、自身のオリジナル曲「荒唐無稽」も熱唱。根本さんは「花笠音頭」や福島県民謡の「会津磐梯山」のほか、和歌山県の「串本節」などでこぶしの効いた歌声を響かせた。

 来場者も手拍子をしたり、一緒にうたって盛り上がった。また、「心音(こころね)レインボートレーニング」として、体を動かして健康増進につなげるプログラムも好評だった。

 虹の会は、大衆芸能を通じた老人、児童福祉の向上を目的に、日本を代表する芸能人や文化人で組織して1979年に設立。毎年、全国各地の老人福祉施設をプロの歌手と一緒に訪問している。

写真=来場者の席まで行ってうたう根本さん(印南町)