みなべ観光ガイドの会(岩本恵子会長)がプロフェッショナルを講師に招くみなべ観光セミナーの第1回が16日、役場で開かれ、町内外の約60人が古代遺跡をテーマに知識を深めた。
岩本会長は「知っているようで知らないみなべのことを発見しましょう」とあいさつ。講師は県文化財センター副主査の川崎雅史さんが務め、「縄文時代から古墳時代までのみなべの遺跡・出土品」と題して講演した。
川崎さんは、県内に遺跡は約3300件、うちみなべ町には約150件あり、縄文時代中期から弥生、古墳時代にかけての町内最大の徳蔵地区遺跡、竪穴住居跡などが残っていることを説明。出土品には岡山を中心とする中国地方や四国、近畿、関東の土器などが見つかっていることから、どの時代でも多くの地域と交流があったとし、「古代の交通手段は海上輸送。みなべ地域は東西日本を結ぶ海上ルートの中継地であり、東西日本の文化が交差する地域だった。畿内文化圏に位置するが、独自の文化を育んできた」と強調した。
セミナーは全5回。第2回は9月3日午後7時半から役場で、みなべの偉人をテーマに学習する。
写真=みなべの遺跡などについて話す川崎さん


