先週末、夜中に強い雨音で目が覚めた。この日、九州に線状降水帯が発生し大雨を降らしていたので、気になり天気予報のスマホアプリを開いた。そこに表示されたのは「警戒レベル4」の文字。自宅のある日高川町に設定済みなので、町内に発令中の情報が示されている。
自治体が、防災情報を危険度に応じた5段階の警戒レベルを発表する運用が始まったと、つい1カ月ほど前本紙でも紹介。そしてその見出しが「レベル4は全員逃げて」だったのを覚えており寝ぼけながら一瞬プチパニック。
改めて、アプリの警戒情報のページを開いてみると、「土砂災害警戒情報」で警戒レベル4相当と「洪水情報」の警戒レベル2相当と書かれていた。筆者宅は山の中腹ですぐ裏が斜面のミカン畑。台風や長雨のときはいつも土砂崩れを心配するので、この雨の中避難するのか、飼い猫は連れて行けるのかなど途方に暮れた。そのとき、警戒情報にマップがあることに気が付いた。いずれの情報も地図上で避難レベルを色分けして表示しており、筆者宅の裏山はレベル2を示す黄色になっていた。「そっか、町内のどこかではもっと雨が降って、危険な場所にレベル4が出ているんだ」と納得していると、防災無線が流れ、避難の呼びかけではなく、警戒を促す内容で安堵。あと30分ほどで上空の雨雲が抜ける予報を確認したので、再び眠りについた。
あとで調べると、警戒レベルに「相当」がつくのは、自治体が発表するものではなく、国土交通省、気象庁、都道府県が発表する防災気象情報だった。しかし、いずれにしても警戒が必要。今回は心の避難訓練で済んだが、本当に避難すべき時、備えと確かな情報はもちろん、判断力、行動力が必要だと感じた。(陽)


