大阪で開催された20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の警備部隊として派遣されていた御坊署の12人が1日に戻り、大野矢雄署長に報告した。世界各国の首脳、要人警護のため、署員たちはサミットが開かれた先月28、29日を含む16日間、大阪市内で昼夜行われた規制や検問に携わり、任務を遂行。課の隔たりなく意思疎通を図り、今後の活動への糧にした。
G20大阪サミットへの応援は県警から100人以上。御坊署からは地域課の南村圭哉巡査部長(32)を分隊長に、地域課6人、生活安全刑事、交通、警備の各課2人ずつの計12人が派遣された。先月14日に出発し、15日から30日まで16日間にわたり、大阪市内の一般道で規制や検問を実施。交代しながら昼夜問わず、テロ対策の一翼を担った。
1日、署に戻った12人は署長室で大野署長に「帰県申告」。大野署長は「ご苦労さまでした。精悍(せいかん)な顔つきで帰ってきてくれ、頼もしく思います」とねぎらった。
その後、取材に対して南村巡査部長は「蒸し暑かったり、カンカン照りの日があったり、体調管理が大変でしたが、仕事に対しては緊張感を持って臨めました」と振り返り、「別の課の署員を含め、全員で意思疎通を図り、署員同士の絆が深まったと思う」と収穫面も強調。「この経験を日々の業務に生かし、地域の安全・安心のために精励したい」と話していた。
写真=大野署長に帰県を申告する署員


