第3回龍神村ホタル祭り(ホタルとともに光かがやく龍神村づくり事業実行委員会等主催)が14日、小家地内の「がまの湯 田舎宿川口」で開かれ、あいにくの雨の中も多くの家族連れらが訪れ、ステージ発表などを楽しんだ。

 紀伊半島大水害でホタルがほとんど見られなくなり、6軒の旅館でつくる龍神お宿の会が14年から復活に取り組み、16年ごろから再び飛び始め、17年からホタル祭りを開いている。

 ステージでは、民謡・三味線教室「深瀬龍好会」の三味線演奏に合わせて浴衣姿の子どもたちが祭りにちなんで「ほたるこい」をうたい、「ほ、ほ、ほたるこい、こっちの水はあーまいぞ」とかわいい声を響かせて盛り上げた。

 小家青友会の小家太鼓、紙芝居、ライブなどもにぎわい、イベント会場近くの日高川沿いの鑑賞場所ではホタルが飛ぶ光景が見られた。

写真=三味線演奏でうたう子どもたち