サッカー有志グループSIS(坂本寿里也代表)のアカデミークラスの練習に14日夜、坂本さんの友人でブラジルの少年サッカーチームコーチを務める池上俊也さん(29)=美浜町出身=が訪れ、子どもたちと交流した。

 池上さんは小3の時に印南FCでサッカーを始め、中学生になると日高フューチャーズで坂本さんとチームメイトに。15歳でブラジルに渡り、ジャウーを振り出しに1部リーグのチームなど10チームでプレー。2013年に選手から指導者となった。現在は13~17歳の少年の所属するクラブチーム「ムツスポルト」でコーチをしている。カズこと三浦知良選手の兄・三浦泰年さんのサポートや通訳もしており、知良さんも含め一家と交流がある。

 坂本さんの活動はSNSを通じて見守っており、今回は「練習の様子を見たい」と会場の藤田小体育館を訪れた。坂本さんは子どもたちに「ブラジルから来てくれたコーチです」と紹介。「日本までどれくらいかかるの」「どんな食べ物がありますか」など質問が飛び、「飛行機で30時間。豆料理をよく食べるかな」など笑顔で答え、一緒にプレーを楽しんだ。

 池上さんは「ブラジルでは少年サッカーでも指導はシビアで、才能が認められないとすぐ『もう来なくていい』と言い渡されます。私は寿里也のやっている、子どもたちにサッカーを『まず楽しむこと』を教えるやり方は素晴らしいと思う。きょう一緒にやってみて、いいなと思いました」と話している。子どもたちも、サッカーの本場ブラジルから来てくれたコーチと触れ合い、有意義なひとときを過ごしていた。

写真=池上さん(後列左)と一緒に記念撮影