御坊市塩屋町南塩屋の老人クラブ、はまぼう老人会(福原豊子会長)は6日、南塩屋会館に医師を招き、会員ら約30人が、認知症予防について学んだ。

 講師の御坊市薗、山羽胃腸科内科の山羽義貴院長(66)が「認知症の予防のために知っておきたいこと」をテーマに講演。加齢による物忘れとの違いや症状を説明し、「認知症予防へ普段から体を動かし、頭を使い、人とのコミュニケーションを大切に」と呼びかけた。

 最後に「バランスのいい食事と運動」「歯を大切に! よく噛んで食べる」「楽しく生きる趣味」「手指の体操」「同時に2つの作業をする」が「脳いきいき生活」のポイントとアドバイス。湯川町財部のメディカル&フィットネスアクオ健康運動指導士の田中稔隆さん(40)を講師に脳トレ体操で体と頭を動かした。

写真=山羽さん㊨の話に聞き入る会員