長年にわたって少年の非行防止や健全育成活動に尽力した個人、団体をたたえる近畿少年補導員等連絡協議会の表彰で、県警本部長委嘱御坊署少年補導員で同連絡会役員の吉田敏夫さん(68)=御坊市薗=が功労者表彰を受けた。吉田さんは「非行防止は顔見知りになることが第一歩」として活動。6日、御坊署の大野矢雄署長に報告し、今後一層の活躍を誓った。
協議会会長と近畿管区警察局長連名による少年補導功労者、団体の表彰で、全体で44人と6団体が受賞。県内から5人と1団体、御坊署管内からは吉田さん一人が選ばれ、4日に大阪市内のホテルで表彰式が行われた。
吉田さんは1997年4月から御坊広域青少年補導センターの補導委員として活動。04年4月1日付で御坊署少年補導員となり、18年4月1日からは県公安委員会から少年指導委員の委嘱も受けて力を尽くしている。
子どもたちとのつながりを大切に、持ち前のフットワークで声かけ、あいさつ運動に力を入れながら、同連絡会のメンバーとして各種祭礼時の夜間街頭指導、きのくにさわやかマナーアップキャンペーン、夏休みや冬休み前のコンビニなどへの指導、無灯火自転車指導、非行少年らの立ち直り支援に参加。少年の非行防止や健全育成に努めている。
表彰状を手に「子どもたちにとって『知らんおっちゃん』ではあかん。顔見知りになることが一番です。時代によって非行の形態が変わるなか、勉強しながら補導員や補導委員同士、警察など関係機関との連携を密に、これからも非行防止や健全育成に努めたい」と笑顔。大野署長は「子どもたちも大人に見てもらっているということが心に残り、それが大人になって連鎖することで地域の安全が築かれていくのだと思う。警察だけでは目や手が届かないところがあり、今後ともご協力よろしくお願いします」と述べた。
写真=大野署長に受賞を報告する吉田さん㊧

