御坊商工会館で23日、県が推進するカジノを含む統合型リゾート(IR)の説明会が開かれ、日高地方各市町の行政職員、議会議員、商工事業者、医療法人関係者ら約130人が参加した。

 県が誘致を目指すIRは、多種多様な観光資源を背景としたリゾート型IR。候補地の和歌山市毛見のマリーナシティを拠点にマリンレジャー、温泉、世界遺産などが楽しめる長期滞在型観光をセールスポイントとして、シンガポールのような都市型IRの大阪との違い、誘客の相乗効果をアピールしている。

 説明会では、横山達伸企画政策局長が昨年10月に策定した基本構想改訂版の内容、経済波及効果、国の規制のうえに独自のIRカードの導入などによるカジノ客のギャンブル依存症対策などを丁寧に説明。参加者からは「マリーナシティの駐車場は足りるのか」「関空からマリーナまで直通の鉄道整備計画はないのか」などと質問があり、関空からのアクセスについては「現時点で鉄道の計画はないが、人の流れが大きく変わるようであれば、道路の新設や海上バスの運航なども検討課題となるだろう」などと答えた。

写真=横山企画政策局長がIR基本構想について説明