海上自衛隊阪神基地隊の第42掃海隊に所属する掃海艇「つのしま」の一般公開が20日から田辺市の文里港で始まり、初日から多くの人が船内見学を楽しんだ。21日も午前10時から午後3時まで行っている。

 自衛隊への理解を深めてもらおうと、昨年に続いて公開した。掃海艇は機雷(海の地雷)を除去する艦。漁の網にかかった不発弾の処理や災害派遣などでも活躍している。

 子どもから年配者まで幅広い年代の一般参加者が乗船。甲板後部には、機雷を掃討する小型の潜水艇のような無人の機雷処分具を搭載しており、機雷の横に爆弾を設置し、遠隔操作で機雷もろとも爆破して処分する掃討方法の説明に熱心に聞き入っていた。

 操縦室にあたる艦橋では艇長のいすに座って双眼鏡を眺める子どもの姿もみられた。乗り物が好きという田辺第一小4年の坂本颯佑君は「双眼鏡をのぞいたらすごく遠くまで見えて、楽しかった。またこんな機会があれば乗りたい」と目を輝かせていた。

写真=機雷処分具の前で掃討方法の説明を聞く参加者