美浜町三尾のカナダミュージアム(旧野田邸)で31日まで、和歌山大学地域活性化総合センター紀州経済史文化史研究所の学外展示「移民と和歌山 三尾のカナダ移民」が開かれている。
和歌山は全国有数の移民送出県といわれており、その中でも多くのカナダ移民を輩出した地域が通称「アメリカ村」と呼ばれている三尾地区。施設内には1888年、工野儀兵衛が単身カナダへ渡ったことから始まった三尾出身カナダ移民に関するパネル10枚などが展示され、先人の暮らしや功績、カナダ移民送出の歴史を背景とした現在の三尾における取り組み、交流活動などが説明されている。
「カナダ移民の軌跡~故郷とのつながり」と題したパネルにはカナダ移民のふるさとへの貢献などが記され、「世界各地へ移民した人々は故郷の家族に送金している。三尾村における送金額は飛び抜けて多かったと言われている」と紹介されている。
火曜は休館となるため入場できない。見学には入館料(大人150円、中学生以下無料)が必要。展示時間は午前10時から午後4時まで。詳細は同研究所℡073―457―7891。同施設では「施設内では喫茶も楽しめます。飲み物にプラス100円で、『ちいさなケーキセット』も始めました」と移民展と合わせてPR。
写真=施設内にパネル10枚を展示


