御坊市の塩屋小学校は28日、車いすの体験授業を行い、2年生14人が乗車やクイズで障害者福祉への関心を高めた。

 講師は、社会福祉法人博愛会の理学療法士中井研人さん。子どもたちは講義や○×クイズで車いすの種類、トイレ、駐車場など車いすマークのある公共スペースを学び、乗車体験では3組に分かれ、1人ずつブレーキをロックするなど、車いすに乗り降りするときの注意点を確認した。

 介助をしてもらって段差を乗り越え、自分で操作してターンするのはひと苦労で、ロープを敷いてでこぼこになった床では真っすぐ進めない子も。岩城結さんは「初めて乗りました。こぐのに力がいって、曲がるのが難しかったです。少しの段差でも車いすに乗る人には大変だと分かりました」と話していた。

 最後に中井さんが「車いすの人が困っていたら手伝ってあげてくださいね」と呼びかけると、みんな「はーい」と元気よく答えていた。

写真=車いすに乗ってロープの上を進む児童