由良町の女性グループ、ゆらつくらん会(中初美会長)が7日から、吹井の旧白崎保育所を活用した食堂「しらさき はんもっく」をオープンさせる。世代を超えた地域コミュニティーの場にするとともに、地元産品を使った料理の発信拠点にするのが目的。当面は毎月第1木曜だけの限定オープンだが、軌道に乗れば営業日数を増やしていく。

 つくらん会は、由良の魅力を探すため話し合う「しゃべらん会」が前身で、「しゃべってるだけでは何も始まらない。とりあえず動き出そう」と2012年に設立。現在メンバーは10人。地元の海産物や農産物を使った料理の開発、各種イベントでの販売、高齢者を対象にした宅食弁当事業などを行っている。

 これらの調理は旧白崎保育所の厨房を活用。施設内にはほかにも部屋があり、メンバーは以前から食堂やカフェのようなお店をオープンできないかと考えていた。

 「しらさき はんもっく」の名称は、ハンモックが寝転がってくつろいだり、物をたくさん置いたりするために使われることから「お店に漁業や農業など由良町のいいところを何もかも入れて、安らげる場所に。ご飯(ハン)をもぐもぐ(モック)食べてもらえれば」との願いを込めて命名。店舗内には38席を用意し、増席も可。メニューは特産ワカメの天ぷらうどん、アカモクのあんかけ風うどん(各300円)、しらす丼(600円)、魚フライをトッピングした白崎カレー(800円)など。小鉢やサラダも付いている。ほかにまぜめし、すしセット、コーヒー、ケーキセットなどもあるという。営業時間は午前11時から午後3時まで。

 中代表は「白崎保育所の中にはほかに畳の部屋もあるので、ご飯を食べたお年寄りや子育て世代が交流する場にもなってほしい。将来的には毎日営業するのが夢。私たちは未熟ですが、もっともっと由良を発信できるよう頑張ります」と張り切っている。

写真=オープンを控えた店舗内でつくらん会メンバー