県の第57回スポーツ賞表彰式が和歌山市内のホテルで行われ、仁坂吉伸知事がスポーツ功労賞を筆頭に5部門133個人、12団体の活躍をたたえた。日高地方は県弓道連盟常任理事で御坊市弓道連盟会長の佐竹節夫さん(78)=御坊市御坊=が60年以上にわたる指導と、競技の普及、発展の功績が認められ、スポーツ功労賞を受賞した。
高校時代から後輩の弓道指導に当たっていたという佐竹さんは、1983年に御坊市立武道館弓道場設立に尽力。設立後は同弓道場師範として紀中地方を中心に、選手育成に尽力してきた。
67年、第22回国民体育大会(埼玉国体)では一般女子の監督を務め、近的1位、遠的2位を獲得し、競技別成績皇后杯1位に輝いた。88年までの24年間で通算15回国体入賞に導き、全日本女子弓道選手権大会(遠的選手権大会含む)でも01、02年の2連覇をはじめ、優勝5回、準優勝8回の指導実績を残している。
指導の際には「『人間完成』に向かって」を常に心がけ、礼儀、姿勢、態度など「心」の鍛錬を重視。その理念を受け継いだ教え子たちは県内各地で選手育成に携わり、各種全国大会で数多くの成果を挙げるなど弓道の競技力向上に尽力している。今回の受賞には「人とのめぐり合わせ、縁もあってのこと」と周囲にも感謝の気持ちを表している。
県スポーツ賞には栄誉賞、功労賞、優秀指導者賞、顕賞、スポーツ賞、奨励賞の6部門あり、今回は栄誉賞の該当者はなし。日高地方のその他の受賞者はスポーツ賞と奨励賞。
写真=スポーツ功労賞の佐竹さん


