御坊市薗、お菓子とパンの店ボナペティヤナギヤ(宮所忠喜代表)が16日から、スーパーフードとして近年注目されている植物「モリンガ」を使った新商品、モリンガ入り食パン「緑の恵み」を発売する。
モリンガはワサビノキ科ワサビノキ属の植物で、学名「モリンガ・オレイフェラ」。熱帯・亜熱帯に生育し、インドの古典医学書「アーユルヴェーダ」にも病気予防に有効と記されている。19種類の必須アミノ酸、鉄分、カルシウム、ビタミン群、ポリフェノール等90種類以上の栄養素が含まれる。花、実、葉、根などすべて食べられるが、特に葉の栄養価が高い。
宮所さんは昨年11月、モリンガを取り扱う紀州アグリプラス(日高川町小熊)の事業執行責任者的場信夫さんから「モリンガを使ったパンを作れないか」と提案を受け、商品化に取り組んできた。食べておいしく、しかも栄養分を損なわないように配分など工夫しながら試作を続け、今月に入って完成。淡い緑でほんのり苦みがあり、焼くとその苦みが香ばしく、おいしく食べられる。
モリンガはフィリピンや台湾では栄養価の高い食品として昔からよく食べられている。日本ではまだサプリメントや青汁以外の利用例は少ないが、少しずつ関心が高まりつつあるという。
宮所さんは「私自身60歳になり、健康への関心がより高まってきたところでした。これまでにも生産者の方から依頼を受けて野菜とのコラボレーションパンを作ってきましたが、このモリンガは特にアンチエイジングに効果があるとされる抗酸化物質を多く含み、食パンとして毎日食べていただくことで少しでも健康維持・増進のお手伝いができればと思っています」と話している。販売価格は1斤300円(税別)。
写真=モリンガが入った新商品「緑の恵み」


