由良町の衣奈小学校(田端一夫校長)で4日、ワカメの天日干し体験が行われ、1年生から6年生まで28人が参加した。

 地元特産のワカメについて知ってもらおうと毎年恒例。ことしは地元の漁師で長年ワカメ養殖を行っている山下長和さんが、孫が同小に通っている関係でワカメを寄贈し、ワカメが付いたロープを運動場に張り巡らせた。

 子どもたちは潮の香りを感じながら、ワカメの軸をほぐして風通しをよくした。この日は児童に生ワカメのプレゼントもあり、各家庭では、しゃぶしゃぶやみそ汁で味わった。運動場で干したワカメは後日取り込んで、6年生が適度な大きさにカットしたあと袋詰めにし、全児童に配られる。

写真=ワカメ干しを体験する児童