もうすぐ梅林が開園しますね。梅林に出かけた際、ぜひ立ち寄って欲しいのが、梅と備長炭の郷「鶴の湯温泉」。

 鶴が羽根を休め、傷を治したと伝えられることから名づけられた鶴の湯温泉は、古くは江戸時代から湯治場として近郷の人々に親しまれ、静かな山あいの温泉情緒を満喫できる湯宿として人気。鉄分を多く含む黄褐色の湯は、疲労回復に効果的と言われています。天然温泉のかけ流しで、特に露天風呂から望む谷間の景色は心がほんのり癒やされます。寒いこの季節、冷えきった体を芯からあたためてくれるはず。

 またレストランでは、さまざまな定食が楽しめます。いまの時季しか味わえない「鮎の釜めし定食」(1296円)は、一度焼いた鮎と山菜を炊き上げています。鮎の香ばしい香りがする自慢の逸品です。

 温泉に入ってゆったりと体を温めたあとに、レストランでおいしい食事はいかがでしょう。

写真=梅林の帰りにぜひお立ち寄りを