みなべ町の成人式が4日に同町山内の宿泊施設「ホテル&リゾーツ和歌山みなべ」で行われ、新成人167人の門出を祝った。式では小西悠介さん(埴田)が謝辞を述べ、「夢と希望を持って責任ある行動がとれる大人になるよう精進してまいります」と誓った。式終了後には親睦会が開かれ、久しぶりに会う級友らと携帯で写真を撮り合うなどして楽しいひとときを過ごしていた。

 対象は男性84人、女性83人で計167人。昨年の157人よりも10人上回った。新成人は華やかな着物やりりしいスーツ姿で式に出席。小谷芳正町長は式辞で「これまでの20年間は家族に見守られながら多くの人と出会い、人間として立派に成長されました。これからは感謝の気持ちを胸にさらに成長し、かけがえのない人生を歩んで下さい」とエールを送った。近い将来に発生が予想されている南海地震についても触れ、「災害の際はまず自分を守り、次にいままで育ててくれた家族や近所の人を、恩返しの意味を込めて助けてもらいたい」と語った。来賓の下村勤議長も「失敗を恐れずに何事にも積極的にチャレンジして下さい」などと祝辞を述べた。

 新成人を代表し、小西さんが謝辞で「一人一人が自分の行動に責任を持ち、社会の一員として常に向上心をもって精進します。平成最後の成人式を迎えられたのは、私たちを支えてくれた両親や家族、諸先生方や地域社会の皆様に愛情を持って育てていただいたおかげです」と語った。

 このあと親睦会に移り、テーブルを囲んで歓談。中学3年生の時の担任が祝福のスピーチを行ったほか、ビンゴゲームで盛り上がった。

 東神野川の下村えりかさんは「成人になったという実感はあまりないけど、大人としての自覚を持って行動していきたい」、横浜の大学に通う埴田出身の川口洋介さんは「これまで愛情を持って育ててくれた両親に恩返ししたい。勉強に励み、社会の一員として役立てるように頑張りたい」と決意を話していた。

写真=和やかに親睦会を楽しむ女性たち