みなべ町西本庄、須賀神社で元日未明、たいまつで稲の作柄を予想する火占いが行われた。

 昔から続く伝統神事。境内の二の鳥居付近に「早生」「中生」「晩生」の札を付けた3本のたいまつが用意され、神社の責任役員3人がそれぞれに火を付けて、燃え尽きる早さで豊作の順番を占った。一番早く燃え尽きると豊作とされ、関係者らが見守る中、3本とも勢いよく燃え上がった。

 「晩生」が約30分で燃え尽きて昨年に続いて一番早く、次いで「中生」、一番遅かったのは「早生」だった。

写真=たいまつに火を付けて占う