美浜町和田、陸上自衛隊和歌山駐屯地(外園浩幸司令)で22日、恒例の年忘れ行事が行われ、地元の森下誠史町長はじめ自衛隊和歌山協力会会員、隊員家族ら約180人が参加した。

 最初に外園司令、森下町長、自衛隊和歌山協力会会長代理の小池佳史さんら6人が「よいしょ、よいしょ、よいしょ」の掛け声に合わせて力強い餅つきを披露。続いて開会あいさつに立った外園司令は災害が多発した一年を振り返ったうえで「各種任務を無事に終えることができた。これは隊員一人一人の頑張りはもとより皆さんのご協力のおかげと強く感じている」と感謝の意を示し、「来年は災害が少なく、また日本、世界の平和を祈念しながら、地域に信頼され、頼りにされる駐屯地を目指して頑張っていきたい」と決意を新たにした。

 来賓祝辞、乾杯などのあと会食、アトラクションなどがあり、参加者は笑顔で交流を深めていた。

写真=外園司令(右から3人目)らが力強く餅をつく