みなべ町内の寺院で組織する南部仏教会(会長=畑﨑周定薬師寺住職)は11日、旧南部町内で行った歳末たすけあい托鉢で集まった募金33万9285円を町社会福祉協会に寄付した。

 畑﨑会長、会計の田中隨晋住職(法伝寺)の2人が訪れ、社協の小谷眞千子会長に手渡した。畑﨑会長は「ことしも大勢の方に協力をいただいた。とても感謝している。福祉に役立てて下さい」と話し、小谷会長は「町内を歩いて集められた浄財。有意義に使わせていただきます」とお礼を述べた。

 社協では、貸し出し用の車椅子の購入や貧困生活者への支援などに活用する。

写真=托鉢で集まった浄財を手渡す畑﨑会長㊥