日高川町の日高川交流センターで2日、県教委主催の「きのくに子供の読書活動ネットワークフォーラム」が開かれ、県内各地から公立図書館関係者、読書ボランティア、小さな子を持つ母親ら約100人が参加した。
講演、実践発表、トークセッションの3部構成で、第1部は絵本作家の長野ヒデ子さんが「ビックリ、しゃっくり絵本と紙芝居」と題して講演。第2部の実践発表では、図書館だけでなく公民館や学校、歯科診療所を分館として運営する「島まるごと図書館」が注目を集める島根県の離島、海士町の中央図書館で働く磯谷奈緒子さんが取り組みの現状や課題、展望を話をした。
トークセッションは「『木のくに』の子供たちが輝くために 読書環境とまちづくりを考える」をテーマに、長野さん、磯谷さんのほか、地元日高川町の小さな山の本屋「イハラハートショップ」店長井原万見子さん、同町の学校図書館司書西川裕子さんも参加。井原さんは有名絵本作家を店に招いての原画展や読み聞かせ会、地元のライオンズクラブと連携した子どもたちが自ら選ぶ学校図書の選書会などの取り組みを紹介し、「先生たちは子どもが本を読まなくなったというが、自分で手にとって本を選ぶ機会、本を読める環境があれば子どもたちは本を読む」などと、子どもと本を結ぶ活動の大切さを訴えた。
写真=トークセッションで取り組みを紹介する井原さん


