印南町のAコープいなみ店で27日、同和運動推進月間(11月1日~30日)と人権を考える強調月間(11月11日~12月10日)の街頭啓発が行われた。

 日高振興局や印南町の職員、印南中学校の教員と生徒会役員が参加。買い物客らに啓発物品を配り、同和問題に対する正しい理解や一人一人の課題として人権について考えるよう呼びかけた。

 印南中の生徒会役員は会長が鈴木蓮清君(2年)、副会長が庄門倭君(同)と湯川陽菜さん(同)、書記が中家来都君(同)と畑中舞桜さん(1年)。積極的な活動で意識高揚に一役買っていた。

 30日、町体育センターで開かれる人権福祉講演会のチラシも配布。鈴木君は「同和問題や人権について考える機会になればいいなと思います」と話していた。

写真=買い物客に啓発品を配る印南中の生徒