ことしの夏場(7・8月)の梅干しの消費量が過去10年間で最高だったことが、総務省の家計調査で分かった。2人以上の世帯の購入量は2カ月で176㌘。前年同月146㌘と比べると20・5%上回った。記録的な猛暑といわれ、熱中症予防などとして消費が伸びたほか、テレビで効能が紹介されたことも大きく影響した。
2009年以降の総務省の7月と8月の家計調査(2人以上の世帯)をみると、ことしの7月は過去10年間で最高となる101㌘を記録。10年間の7月の平均79・3㌘より27・4%増、昨年の78㌘に対しても29・5%上回った。8月は75㌘と前月(ことしの7月)よりも下回ったが、過去10年間でみると16年の81㌘、10年の79㌘に次いで3番目。10年間の8月平均の71・7㌘よりも4・6%の伸びとなった。
梅干しは食品を腐りにくくするほか、熱中症予防にも効果があるとして昔から「夏場が暑いほどよく売れる」と言われている。ことしは記録的な猛暑で、埼玉県熊谷市で気象台観測史上で最も高温となる41・1度を観測。龍神村湯ノ又の観測所でも過去最高となる36・7度を記録した。さらに7月3日にテレビで「梅干しが熱中症に効果的」と放送されたことも拍車をかけ、売れ行きの好調が続いた。


