御坊市消防団(藪脇廣司団長)は9日夜、藤田町藤井の多目的グラウンド周辺で訓練を行った。本部指揮隊と連携をとり、全6分団が一斉に放水。万一に備え、連帯強化や技術向上を図った。

 巨大地震発生と大津波警報発令で御坊、湯川、藤田、野口、塩屋、名田の6分団が退避、参集。その後発生した延焼拡大中の火災の対応として、各隊は日高川から取水し、ホースを延長、ポンプで中継して放水した。

 この日から15日までの秋の火災予防運動に合わせて実施。訓練を見守った小畑秀樹消防長は「ことしは火災出動10件のうちで団の招集はなく、これは市民の皆さんの防火意識が高まっている証。半面、新しい団員の経験不足につながっており、訓練はそれを補うものでもある。いつ起こるか分からない災害に備え、万が一のときは市民の安全安心を守ってほしい」とあいさつ。藪脇団長は「実際の災害発生後はもっと厳しい条件が予想される。日ごろから訓練を重ね、災害に備えておいてほしい」と呼びかけた。

写真=日高川に向けて一斉に放水