関東地方で風しん患者の報告数が大幅に増加しているなか、和歌山県内でも8月以降、6人の感染報告があり、県が妊娠前の女性らにワクチン接種を呼びかけている。
県健康推進課によると、ことしの全国の風しん患者は今月14日までに1289人となり、2011年以降は大流行した2013年(1万4344人)、2012年(2386人)に次いで3番目に多くなっている。
和歌山県では8月に新宮保健所管内で最初の患者報告があり、先月17日から今月21日にかけて和歌山市や岩出、田辺の4保健所管内で5人の報告があった。
風しんは、妊婦がかかると生まれてくる赤ちゃんが耳が聞こえにくい、目が見えにくいなど先天性の病気にかかることがある。妊婦はワクチン接種を受けられないが、今後、妊娠を希望する女性は生まれてくる赤ちゃんを守るためにもワクチン接種が重要。
県は19歳から49歳までの妊娠を希望する女性、妊婦の夫を対象に、ワクチン接種を無料で受けられる緊急助成事業を実施中。期間は来年3月末まで。問い合わせは県健康推進課℡073―441―2643。


