多くの信号機が機能しなくなった台風21号による大規模停電を受け、御坊署は17日、管内18カ所の交差点で信号機の復旧訓練を行った。

 巨大地震や台風の大規模災害で、主要交差点の信号機が機能しなくなったと想定し、地域、交通、警備の各課から合わせて14人が参加。御坊市塩屋町南塩屋の国道42号塩屋交差点では、可般式の発動発電機を制御盤につなぎ、電源を電柱から発電機に切り替えて復旧させた。発動発電機の到着までは若手を中心に交通課員の指導で手信号を実践。交差点の中央に立ち、笛と両手の合図、体の向きで車やバイクを誘導していた。

 警備課の松江達宏課長は「台風21号を受けて訓練の必要性を痛感させられた。手信号は人員がいるので、発電機を使った復旧は効果的。防災の意識を高く持ち、日ごろの備えを充実させたい」。地域課の松林陣之丈巡査(19)は「台風21号のときは夜に信号が機能しなくなるなか交通整理に当たりました。発電機の使い方はばっちりです。手信号は不慣れなドライバーの方もおられると思うので、もしものときは分かりやすく誘導したい」と話していた。

写真=手信号で車を誘導しながら発電機で信号を復旧(塩屋交差点)