印南町鳥獣被害防止対策協議会(尾曽紀文会長)は従来品より軽く、組み立て・解体が簡単な獣害対策用のパイプ連結式箱わな「楽おり」を導入した。

 大きさは縦1㍍、横2㍍、高さ1㍍で、連結部がパイプになっており、従来の箱わなと比べて軽量。組み立て・解体が簡単にできるため、捕獲場所を変えやすくなっている。

 25日に納品され、説明会に尾曽会長や町内各猟友会の代表者らメンバーが出席。業者から組み立て方法を教わった。今後、猟友会で使っていく。

 費用は2基合計21万8160円で、一部にJA紀州の鳥獣被害対策支援事業を活用。「楽わな」の導入は日高地方初という。

写真=納品された箱わなを背にメンバー