警察、学校、鉄道関係者が駅や電車内でのマナー向上を呼びかける「きのくに・さわやかマナーアップキャンペーン」の啓発活動が20日、JR御坊駅で行われた。

 御坊署員や補導委員、JR、青少年補導センターの職員と日高、紀央館高校の教員、生徒ら合わせて約60人が参加し、駅利用者に「おはようございます」と爽やかにあいさつ。「ストップ! マナー違反!!」と書かれた啓発用のポケットティッシュを配り、携帯電話の迷惑使用やゴミのポイ捨てをしないよう訴えたほか、紀央館高校生徒会の寒川玲奈さん(3年)は駅構内のアナウンスで「安心、快適に駅や列車を利用できるよう、一人一人が思いやりの心を持ちましょう」と協力を求めた=写真=。

 女子高校生による接客サービスを売り物とする「JKビジネス」について危険や検挙事例が書かれたチラシも配布。「手軽ではなく危険なアルバイト。絶対に働いてはダメ」と注意も呼びかけた。