救急医療週間(9~15日)で10、11日、日高地方の病院に勤務する看護師が御坊市消防で研修を行った。

 2日間で日高地方の4病院から1人ずつ参加。10日は日高病院の宮﨑翠さん(29)、北裏病院の柏木翼さん(27)が訪れ、署内見学のあと、隊員から車両や機材の説明を受けて、通報の受信から出動、到着、搬送まで救急の最前線で行われている活動を学んだ。午前中に2回、午後から1回、救急車の出動にも同乗。搬送時の活動を肌で感じ、宮﨑さんは「隊員さんたちの連携がすごいなと思いました」、柏木さんは「現場での対応を知っておくことは大事なこと」と話し、2人とも「勉強になりましたし、お互いの理解を深められるいい機会でした。今後の業務に役立てられれば」と充実感いっぱいだった。

写真=救急車内で機材の説明を受ける看護師