美浜町は、煙樹海岸キャンプ場(和田)の夏期利用状況を発表した。序盤と最終日は悪天候に見舞われたが、利用者数は前年度420人とほぼ同じ414人だった。

 オープン期間は7月30日から8月15日までの17日間。当初、7月28日にオープン予定だったが、台風のため2日延期した。利用が一番多かったのは「山の日」の11日で149人。2番目は12日で94人、3番目は13日で76人となった。地域別には大阪、兵庫からの利用者が多く、遠方では宮城、東京、栃木、神奈川、埼玉、山梨なども。国外ではオランダから訪れた人もいた。

 役場産業建設課は「猛暑の影響で利用者が減るということもありませんでした。親子連れが中心の利用者からは『穴場感がある』『静かにゆったりと過ごせる』などの声が聞かれ、リピーターの方も結構いました」と今期の状況について話し、オープンから先着70組に町の特産品をプレゼントするサービスも喜ばれたとしている。

 本年度の春期、夏期合計利用者は1778人。集計が残る2011年以降では過去最高を記録した。

写真=にぎわうキャンプ場(8月11日)