美浜町の県立みはま支援学校(松下光嗣校長)の平成30年度ボランティア教室第2回が6日に行われ、16人が参加し、介助について学んだ。

 講師は同校理学療法士の湯川庄悟さん。初めに介助するために必要な準備や心得などの講義があった。介助の実技では練習用の人形を使ってリフティング(被介助者を持ち上げる動き)やトランスファー(被介助者を水平に移動)をしたり、車椅子に乗ったり押したりして傾斜の上り降りなどを行った。参加した日高看護専門学校に通う倉本遼さん(20)は「恐怖心や目線の違いなど、介助者と被介助者の認識の違いがよく分かった」と介助スキルを高めていた。

 同教室は次回21日に、同校重度重複障害児クラス登校生の授業の見学や実習などを行う。

写真=介助人形を持ち上げ移動